松浦亜弥マニアックライブＶｏｌ．２へ行った

松浦亜弥はもうアイドルではない。

松浦亜弥は歌手である。アイドル路線から完全脱皮に成功したのだ。
歌に拘りここまで成長したアイドルがいただろうか。
高低の歌声とビブラートに発声量と安定した音程全てにおいてアイドルと同じ土俵に並べるのは失礼と感じる。
普通の歌手よりもレベルは高いと思われる。
ここまで天性のものと努力なのだが凄い。とにかく凄い。

そしてライブ中のトークも半端ではない。
客との駆け引きも見事。
自分を馬鹿に出来るのも上手。
客を跳ね除けるのも絶品。

このマニアックライブだけで今後も参加したいくらい濃厚な歌のラインナップにトーク。
選曲も公演ごとに違うと言う。これもライブの本質にあたるもの。
ハロープロジェクト以外の会員で先ず喜びをもらったアーティストだと思う。

本人談でグッズへの拘りはＢ型の特徴かもしれない。
プロデュースした下着があまり良い反響がなく落ち込んでいるも、客からのメッセージで再び次も用意すると宣言していた。そして何より笑いを誘ったのは自身の顔が入ったグッズについて。

「私は自分の顔がプリントされたものとかも嫌」

写真が何に使われているか、キスをされたりするのが嫌だとのこと。
これはアイドルだったらＮＧ発言だが今の彼女ならＯＫだ。
普通の女の子の意見として当然だろう。
ただこの意見に同系列のアイドル達も思っていると匂わせたとしたら若干問題あるかもしれない。

何時間も聴いていたい彼女の歌。また来年なのだろうか？遠くない時期にまたやって欲しい。
歌手松浦亜弥の歌が聴きたい。


以上