真野恵里菜デビューコンサート「プロローグ〜乙女の祈り〜」

序幕／序章の扱いで行われた本コンサート。握手会付きという珍しいコンサートだ。

ソロ＆ピアノ弾き語りでコンサートをどのように構成するか想像し難いところ。変な予想を立てずに無の気持ちで参戦してみた。


会場入りして驚いた。YAMAHAのマノピアノではなく普通のピアノが置いてあったのだ。ピアノの生演奏が聴ける機会も少ないのでうかつにも喜んでしまった。後のほうで電子ピアノに代わったがそれでもいい音源を聴けたと思っている。

持ち歌はインディーズ３曲、メジャーで２＋C/Wで４曲の合計７曲とコンサートでは非常に少ない。これ以外に歌うとなると、過去披露したものとしては後藤真希の「やる気IT'S EASY」やタンポポの「たんぽぽ」だろうと予想した人もいたみたいだが、今回はエッグで歌ったという後藤真希の「スクランブル」をエッグ選抜と歌っていた。この曲はつんく♂氏の作曲の中でも好きな曲だったこともあり、聴き入ってしまった。

加藤紀子をゲストに迎えて真野ヒストリーなるトークコーナーがある。他のコンサートで言うビデオコーナーのようなものだ。ここでまさかの加藤紀子の桜っ子クラブ当時の映像が流され会場は爆笑と拍手が入り乱れた。コーナーとして変化球を盛り込んでいるため文句なし。

エッグは「はじめての経験」の６人。スマイレージ＋２名という書き方が正しいのかもしれない。動きに問題なし、歌は音を下げられているため確認不能。笑顔は以前より増えている。さらに「ラッキーオーラ」はダンスバージョンだった事もあるため追加振り付けとなっていたが、これも問題なし。前回より高評価とする。


今回の握手会は真野恵里菜のみ。ほっとした。が、その後エッグのお見送り・・・・・これは正直減点要素。もちろんエッグ目当てで着た客も多数居るから配慮したとは思うが、あの構成は非常に変だと言うしかない。


当方過去何度も真野恵里菜とは握手しているが、今回に限り手を振られバイバイをされた。他のヲタ達にしている姿を見ているがされたことは今まで一度もなかった。なぜかは不明だが早い握手対応をするとしてもらえるのかもしれない。あくまでも想像だが・・・・・。
誤解の無い様に書くが、がっついたりしない、強く握らないのが当方の握手姿勢。いつも横に居るマネージャーさんの「叩き」や「剥がし」は受けた事など無い。


プロローグは大成功といっていい。次のツアーが本番となるようなので、出だし好調の位置付けだ。というのも、音痴と騒がれたデビュー当時の「マノピアノ」が別物みたいに聴こえてくるほど歌が上達している。まだ物足りなさはあるが、メジャーでも恥ずかしくない領域に来たのは確かだろう。ゆえにツアーは厳しい目で参戦したいと思っている。


以上