真野恵里菜「恋するハローキティ」

 真野恵里菜の初舞台へ行ってきた

円形劇場は初である。思ったより小さい舞台会場だ。
セットも持ち運ぶ程度のものだけなため、地味な印象はある。その分演技力が試される訳だ。

人形になる前のキティが人間界に心を持ったキティ人形になるが捨てられる。
その後運命を掛けて人間として地上に降り立つ。本当の人間になるには大好きな人とキスを
３日以内にしなければならない。そして自分の素性も言えない。とても厳しい条件だ・・・・・・。

主催はTBSで脚本は「空間ゼリー」の坪田文。
劇団の作家である坪田文氏は泣かせるシナリオを書く印象がある。

S/mileageはある程度舞台経験のある面々なので心配は無用だろうと考えていたが
思った以上の演技力に驚いた。何よりも真野恵里菜が迫真の演技を見せてくれたため感動した。

そして物語終盤に差し掛かると、客席からハンカチで目の辺りを拭う姿を目にする。
当方も例外ではなかった。嬉しい誤算である。ここまで泣かせる舞台は久しぶりだった。

後日談だが、平日の当日券はほぼ完売だった模様。評判以上の内容に多くの客が感動したようだ。

いずれ発売になるDVDは買いだ。１００％買いだ。


以上