変わった点、変わらない点

１２日はBerryz工房のコンサートへ行って来た。彼女たちのコンサートは学業優先という問題があるため、他のハロプロメンバーと同じような長期ツアーは期待できない。ゆえに短期決戦だと認識している。
これがステージ側と客側が同じ意識なら問題はないのだが、可能性としてそれは違うと思われる。しかし他のハロプロメンバーが無意味的に長期ツアーを敢行するよりはまともに見えるのも不思議な話だ。

前置きが長くなったが、今回のコンサートで印象悪かった点を書いて置く。

曲と曲の合間に映像を入れすぎ。
ＭＣが相変わらず台本。
照明がきつすぎる。
音が高すぎる。
グループ分けが不適切。
曲の変化がない。

よかった点
口パクはない。
ステージ上での衣装変更
前回より歌の安定性が上がった。

だいたいこんな感じだと思う。
見ていて気づいた人はいるだろうか。悪い点に共通しているのがスタッフ側（演出側）の問題なのである。もうそろそろ彼女たちに自由さを与えてあげてほしいといい続けている当方だが、まだ演出の都合が大半を占めているようだ。とても残念である。

特に曲変化は大きな問題だ。今回と前回、その前（行ってないがおそらく）、さらにその前も曲に変化を入れていない。考えられる理由を書いてみる。

盛り上がる曲はそのままを望む客が多い
アイドル側が変化に弱い
演出が楽（金がかからない、追加の動きも不要）
アルバムの曲を入れる事でごまかせる

このどれかに該当すると思われる。もっとも警戒しなければならないのはアイドル側が変化に弱いということなのだが、彼女たちならその心配は無用だろう。ハロプロコンサートで試練は乗り切っている。おそらく演出が楽だからだろうと思われる。となると、、、、

総評として演出側がひどすぎたということだ。
決して悪い内容ではなかったが、変化に乏しい上に成長は年齢と背丈。これでは先が不安になる。歌で強烈なインパクトでも与えてくれればと思うのだが、現時点では下手ではないという程度に収まってしまう点がなんとも情けない限りだ。ダンスも他のコンサートと比べるとキレがない。今ひとつだ。

次回のコンサートで今回以上の成果を期待するのが不安になるが、演出側の冒険力が高まれば期待大になる事だろう。ぜひとも色々やってほしい。


以上